ゆるがしこい節約メディア「ゆるぢえさん」

ゆるぢえさんでは、「節約術」を
楽しみながら身につけ、
生活の質を
高められるコンテンツをお届けします。

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京都の夜からおはようございます!酒場大好き!ビール焼酎日本酒ワイン……毎日飲んでるおかんです!

ほぼ週7欠かさずお酒を飲んでいるのでそろそろ身体が心配だったんですが、会社の健康診断で視力以外はオールA判定だったので、メガネをかけてよりいっそうグビグビお酒を飲んでいる毎日です!

今回は京都にある安酒場特集!
オトクすぎるせんべろ酒場から、秘蔵酒が格安で飲める居酒屋まで、幅広く紹介いたしますよ〜!

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しかし!せっかく楽しい酒場クルーズにひとりで漕ぎ出すのはもったいない。私が以前からお会いしたかった&じっくり喋りたかった女性ライターさんおふたりにゲストとして来ていただきました!おふたりとも、ゆるぢえさんをはじめ多数の媒体で執筆をしているあの人とあの人!

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株式会社人間の隠れ巨乳珍獣ライター・社領エミちゃんと、珍スポライターの女王・金原みわさん!

社領エミ(左)
インタビュー系から「やってみた」系まで、いろんな媒体でおもしろ記事を執筆。株式会社人間の書けるムードメーカー。じつは大学の同期で在学中から知っていたけれど、絡みはじめたのは割と最近。
社領エミちゃんの記事はこちら

金原みわ(右)
珍スポトラベラー。全国各地の珍スポットを巡り、記事を寄稿している。
ゆるぢえさん内の連載「ぼろログ」はノスタルジーに溢れる名作ぞろい。
金原みわさんの記事はこちら

 

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登場シーンからいきなり年末ジャンボ買うな

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7億円当たるって聞いて

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集合した駅に併設されてる宝くじ売り場で、去年あたりに7億円が出たんですよ。

ふたりとも関西在住の女性Webライターといえば必ず名前が上がる方々。

女性ライター特有の悩みとは?東京在住ライターとの違いって?みんなそれぞれどんな感じで仕事を取ってきてるの?……などなど、ぶっちゃけ女子会をしながら、京都の安酒場をぐる〜りってグータンヌーボ。

例によって長編だよ!

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ぜひ大富豪のおふたりにオゴってもらうべく、本日は媚びへつらいます!

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まだ当たってないです

 

【1軒目】連日混み混み!四条大宮の立ち飲み屋「庶民」

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まず最初は四条大宮の『庶民』。京都の安酒場といえば絶対にここの名前は上がります

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店内はカウンターとテーブルが3つほど。全席立ち飲み、いつ行っても混雑している活気ある店内。

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庶民の何が人気なのかって、その安さ。キリンの一番搾りが中ジョッキでたった250円ですよ。ヤバくない?

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短冊状のメニューには、お造り、揚げ物、焼き物などがズラリ。100円から、最高値でも500円ほど

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どうやって儲けを出しているのか不安になるくらい安すぎる!

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安すぎて逆に申し訳ない

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ワンコインでも充分やん……!

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まずは人気のお造り盛り合わせを注文。分厚く切られたマグロ、サーモン、しめ鯖がドーンと盛られて500円。これ一皿でも満足できるとあって人気の商品です。

 

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鼻声だった金原さんはホッカホカの粕汁250円を注文。

 

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ビールで乾杯して、いざ、安酒場グータンヌーボのはじまりはじまり〜!

 

みんなの仕事のスタイルは?

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キリンラガーの中瓶300円

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金原さんって、何きっかけでいまの仕事をしてるんですか?

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以前から自分のブログで文章は書いていたんですが、ずっとファンだったハイエナズクラブに書かせてくださいってアプローチしていて、それがきっかけでWebメディアで書くようになったんですよ

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そこで記事を書いたりイベントに出演しているうちに、『ウチでも書いて』みたいな……?

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そうですね。書いてるうちにいろいろと声をかけていただいて……

 

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庶民さんは昼でもバンバンに人気なので、夜遅めにいくとお造りなどは売り切れがち。気になる人はぜひ日中に来てみてください。14時〜16時くらいは比較的空いていることもありますよ。太ましいお造りウマー。

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いいですよねぇ『Meets Regional』のコラム連載。もともと私は紙媒体から来ているんで、自分の名前で雑誌、しかもLマガジン社で執筆って憧れますわ……

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最初からみわさんはフリーランスなんですか?

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いえ、今年の4月までは薬局で働いてました。そこを辞めてからは、全国を旅して回ってるんですよ。フリーになるというよりは、旅するために辞めた

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『旅するために辞めた』ってスゲェかっこいい……

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じゃあいろんな媒体に寄稿されてるのは『ここ取材して』と仕事が来てから、その場所に足を運ぶんじゃなく、プライベートでいろんな場所に行って貯めたストックを出してるって感じなんですね

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そうですそうです

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だから金原さんの文章からは『好き』って気持ちがアリアリとつたわってくるんだなぁ。こないだのボロログ最新号、単館上映の映画みたいにいい話でした……

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煮穴子300円。ふわふわの身に甘辛いタレが絡む……!

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みわさんの場合はライターよりも作家に近いのかもですね〜!私とおかんは、ほぼ案件スタートで企画を考える仕事が多いので……

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うちらは制作会社に勤めてるって背景が大きいかも。ただ私もプライベートの生活から記事の執筆依頼をいただくこともあるから(今回の酒場ネタみたいに)、仕事の案件だけじゃなくてプライベートにも力を入れないとなぁ……

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カキフライは3つでたったの200円!この価格で しっかりと揚げたてを味わうことができますよ〜。

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私も『これはバズるぞ!』っていう企画があるけど、まだ企画書にもおこせてない……!プライベートで好きでやってることや、こちら発信でバズ狙えるってことが仕事につながるとやっぱり楽しいもんね〜

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そうそう。不得意な文体で書かなきゃいけないこともあるから、得意なジャンルで書けたらすごく楽しいよねぇ。好きなことと仕事をリンクさせてる人たちはすごく憧れるしカッコいいと思う。おもしろ系のWeb記事を書かせてもらえるようになってしみじみ思った

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私はそういった経験がないままここまで来てるので、逆にいろんな文体で書ける人はスゴいと思いますよ……!

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ないものねだりでもあるんでしょうねぇ〜

 

【お店紹介】

庶民
電話番号:非公開
住所:京都市下京区四条大宮町18-6
営業時間:11:00〜23:00
定休日:水曜
※男性から女性への話しかけ禁止というルールあり

「京都で安い飲み屋」といえばほぼ100%名前が上がるお店。11:00という京都のなかではかなり早めの開店時間なので、今日はとにかく真っ昼間から飲んだるねん!という時にはピッタリ。コスパの良さと独特の活気は開店当時ビックリした記憶があります。夜8時を回るとお造りなど「本日の〜」系メニューは売り切れちゃうので早め訪問が吉。

注文内訳

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・ラガー中瓶 300円×3
・お造り盛り合わせ 500円
・かす汁 250円
・あなご煮 300円
・カキフライ 200円

合計2,150円!

割り勘したらひとり当たり700円ほどでした!

 

【2軒目】初見でも気軽においでませ!新宿会館の人気店「てら」

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続いてやってきたのは、庶民から徒歩3分ほどにある「てら」さん!

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おいしいしリーズナブルだし店主のてらさんはいい人だし、個人的に推しなお店です。ぶっちゃけ別媒体でも紹介したことあるんですが、みんなを連れて行きた過ぎて来ちゃいました。許してください

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京都なのに「新宿」とはこれいかに。新宿会館とはスナックや立ち飲み屋がみっしり入る渋ちんな商業ビルです。目的の「てら」さんは1階の奥。最近新しいお店もオープンし、老若男女が集う場所に。

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うわ〜!ひとりやと絶対入られへん!

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入りにくいのは見た目だけ!いい飲み屋だから入ってほしい!もう『独りでこういうとこ来れるん羨ましい〜☆』って上っ面ばっかりの賛辞を述べながらも内心『独りで飲んでばっかりでかわいそう』って言外であざ笑われるのはコリゴリや!行ったら好きになるから羨ましいんやったらツベコベ言わんと入れボケーー!!

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何のトラウマを抱えてるんや……!

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こちらは焼き鳥・串カツをメインに一品がそろう立ち飲み屋。週末ともなればコンパクトなお店が人でいっぱいになります。

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梅酒お湯割りとチューハイで2件目スタート。

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たっぷり入って 350円〜400円とオトク!ビールももちろんいいけど、串カツ焼き鳥にはハイボールか酎ハイだと思いませんか。ちなみに「赤」は赤玉ポートワインを使った京都のご当地酎ハイ。「ばくだん」とも呼ばれています。

 

仕事をウマく回すコツは心遣い

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まずは人気のスピードメニュー、スパサラ100円。多めのマヨネーズとみじん切りのゆで卵がまったり濃厚で、サワーに合う!個人的にはこれを食べ放題のキャベツで巻いて食べるのが好きです。

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てらさんに来たならば絶対に食べてほしい、お造り盛り合わせ650円!ささみ、ハツ、レバー、ズリがたっぷり入ってこれは破格のお値段です。ハツは数が少ないので、仲良く譲り合って食べましょう。

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金原さんって取材難しそうな場所に行くけど、断られたりとかしないんですか?記事を読んでたら、人の懐に寄り添うのがものすごく上手なのかなって

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無害っぽいからじゃないかな(笑)。多分人として大事なことをしてれば、大丈夫な気がします。

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新鮮ウマー。女子は生肉が大好き!大好き!

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いきなり取材させてください!じゃなくて、何回も足を運んで心を開いてもらったり、菓子折り持ってったり、体調に気づかったり、手紙書いたり……

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すご!それだけされたら絶対ハート開いてしまうワ〜

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手段というよりは、当たり前のことなのでしょうけどね。友達や知り合い相手に向き合うことと変わらない。誰だって急に関係ができるんじゃなくて、連絡を取り合ったり定期的に遊んだりして心を開いていけるじゃないですか。まあ、最後まで心を開かれないこともありますし、その当たり前のことが一番難しかったりするんですけどね……私もまだまだ……

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いやいや、その心遣い、人を思うやさしさが文章からも溢れてますよ!

 

地方に落ちてるネタを拾ってライターをする

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おかんちゃんは気をつけてることってある〜?

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わたしは京都をベースに仕事してるんで、ローカルゆえの繋がりは大事にしてますねー。顔なじみの飲食店なら定期的に足を運んだり、今後仕事に繋がるかもしれない人たちが集まる会があるなら、極力顔を出すようにしてる。つまり、飲み会にはできるだけ行く!

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立ち飲み屋は座っちゃダメ!

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結局飲んでばっかりかい!

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いや、ほんまにコネクションって大事。とくに京都は街がコンパクトで横の繋がりが強いんよ。地方創成に関わる人、デザイナー、カメラマン、不動産屋、飲食店の経営者、職人、アーティスト……いろんな業種がだいたい『知り合いの知り合い』で繋がっちゃう。これは地方あるあるかもやけど

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焼き鳥も格安!店主のてらさんがひとりで営業しているので、お客さん同士で喋りながらのんびり待つのが◎です。

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今回は焼き鳥ではなく串カツをオーダー。

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なす、ハモ、エビなどなど、どれも1串80〜100円!牛肉だって100円なんだから太っ腹。ソースはもちろん二度漬け禁止。足りない人はキャベツでソースをすくってかけましょう。

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世間せまいな〜!でも、たしかに大阪でもそれはある!クリエイティブ業界なら、だいたい横と横で知り合いってことあるわ……

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知り合いが多いほうが、『この取材やったら◎◎さんに声かけてみよう』とか『▲▲さんに聞いたらいい人教えてくれるかも!』とか、近道を通っていい取材ができるんよね〜。今まで何回もそれで助かってきてる!これからもローカルの繋がりは大事にしていきたいな

お店紹介

てら
電話番号:075-841-0006
住所:京都市中京区錦小路通大宮東入七軒町470-32
営業時間:17:00〜24:00(フードLO23:30)
定休日:日曜

L字カウンターの小さなお店なので、お客さん同士の顔が見やすくアットホームな雰囲気がいい感じ。適度な距離で話しかけてくれる店主のてらさんが素敵!焼き鳥や串カツの他にも枝豆やアジフライなど、スタンダード立ち飲みスタイルなメニューが豊富!

ひとりで切り盛りされてるので、混んできたら焼き・揚げ系は時間がかかっちゃいます。まずはスパサラや板わさなどのスピードメニューをツマみながらのんびり飲むのが吉!〆にはぜひ肉吸いをいっちゃってください。

注文内訳

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・梅酒お湯割り 350円
・チューハイ(カルピス) 380円
・チューハイ(黄※シークワーサー) 380円
・焼酎水割り 350円
・スパサラ 100円
・お造り盛り合わせ 650円
・串カツなす 80円×2
・串カツハモ 80円×2
・串カツれんこん ◎円
・串カツえび 100円×2
これもひとりあたり1,000円以下、

合計2,810円!

安すぎ最高かよ〜!!

 

【3軒目】河原町の超リーズナブルカウンター寿司屋「とみ寿司」

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河原町に移動した一行。お次は回らないのに格安で知られる「とみ寿司」さん!寿司食いてぇ欲が高まったエミちゃんたっての希望でメシ系はここへ。

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ここめっちゃ安い&回らないお寿司屋さん!エミちゃんは今日ウニをたくさん食べたいと思ってる……

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ウニ……ウニ食べよう。ここまで来て一人当たりまだ2,000円も使ってないんやから、ちょっとお金使ってもいいはず……!

女性Webライターの恋愛事情

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2階席のお座敷に通してもらいました。1階のカウンターは写真を撮る余裕がないほどに人でいっぱい!早がけで確実に行きたいなら事前の予約がベターです。

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ド繁華街の河原町エリアにあって、板前さんが握ってくれるお寿司でこのお値段。最高値でもにぎり450円、手巻き600円!

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わたし今日めっちゃ喋りたいことがあって!……男関係ってね、出せなくないですか?

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ああ〜

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……金原さんは彼氏いるとか、そういうの言えます?

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言えないです〜!まあ、別に言ってもいいんですけど……うん、やっぱり言えないなあ。でも社領さんは、最近は彼氏のこと結構言ってませんか?

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Instagramとかでは……。InstagramはTwitterと違ってプライベートな開放感あるでしょ。そこで言っちゃったりはしてる……

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奥からげそ30円、たまご80円、こはだ60円。(1貫の価格)

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Web系の女性ライターって、非リア充であることが暗黙のルールになってる傾向ってないですか?書いてる記事のスタイルにもよるけど

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わかる!どことなく不幸せの方が親しみやすそうっていうか……。美しく写りたい欲はありつつも、ノーメイクで変顔してる方が面白いなって思ってしまう!会社の人にも『幸せになったらおもんないぞ』ってめっちゃ言われてて!

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笑うしかない

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かにみそ650円。「カニって身食べて、みそたべて、殻で熱燗飲んで、いたるところまでおいしいですよね」とエミちゃん。スゴいわかる。

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かにみそ食べて、たる酒500円をグビっと……ギュギューン!冬の味覚!カニとかウニとかあん肝とか、どうして冬は日本酒に合うアテがこんなに多いんや〜!

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記事の中ではモテないアホのエミちゃんかもしれんけど、実際の生活までは不幸せじゃないし。最終的には幸せなまま記事を作らないとあかんよな〜って、ある本を読んですごい感じた

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「こんなに安くておいしいお寿司を食べているし、私は幸せです!」

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仕事の顔、家族や友達といるときの顔、恋人といるときの顔ってそれぞれ違っていいハズなんやけどね。でもエミちゃん変顔にキレがあるだけで美人やと思うで。おっぱいもデカいし……

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ぎゃ〜ん!最近彼氏ができて成長したかも!

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ラブラブですね!あれ、前に男性とお見合いするっていう内容の恋愛系の記事ありませんでしたっけ。あれは……

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一旦その都度別れてました

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あはは!何それ〜!

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たる酒&かにみそがあまりにおいしすぎて、試飲させるわたし。みわさんオーダーの梅酒は400円

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やっぱり1回目は切り替えられなくて。クライアントさんに『社領さん、彼氏ができてキレが悪くなりましたね』って言われて死にたくなった

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クライアントに恋愛事情までつつかれるの大変すぎる

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食べたいネタをアレコレ言い合った結果。奥から、いくら250円、うに400円、サーモン100円、はまち80円、あぶりとろ400円、生たこ180円、うなぎ150円

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そうそう、わたしモンゴルナイフさんめっちゃ好きなんですけど、モンゴルナイフさんみたいに、あんなにゴリ推しで面白い記事書ける人いなかったじゃないですか!

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わたしもすごい好き〜!

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あんなんできるのモンゴルナイフさんか小学生しかいないで!って思うんですけど、じつはめちゃくちゃ女子じゃないですか

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モンちゃん、ジェラートピケのルームウェアとジルスチュアートのボディミルク持ってるからな……!

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あ、あとこないだ見た記事でシャネルのコンパクト持ってた!あの化粧とあの髪型は正真正銘のキレイな女子大生ですよ

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狂気じみてる記事書いてても、私生活はすごいキラキラしてる可能性だってあるんですよね。でもオモシロ系記事って自分を切り貼りした見せ方するからするから、自虐っぽさとか、自分のキャラクターの一部分だけがフォーカスして見えがちというか……

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そう〜!クソリプばっかり飛ばしてくる人って、そこしか見えてないっぽい。みわさん、クソリプとか来ないんですか?

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めっちゃくるんですけど、最近自分ルールを作ってて。変なリプライがきたら即ミュートしてます♡

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朗らかで笑う。でもそれが結局ストレスないですよね

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デザートはうに400円。濃厚な海鮮の甘味が口のなかに広がる……!マジで無限に食べられるやつです。プチ贅沢の極み!

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ちょっかいかけてくる人はまだいいんですけど、『この人絶対に記事読んでへんやろ』って人が変なリプを飛ばして来るのは嫌ですね

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それ一番腹立つやつ〜!

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エミちゃんは結構下ネタのリプライ多そうやなぁ

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いまだに処女やって勘違いしてる人いて、記事で男性と絡みがあったら「そんな慣れへん男のところに行って……」とか来る。わたし処女捨ててからは1回も処女やって言ってないのに〜!

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最近まで耳年増の処女やったからそれは仕方ないな

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ぎゃぴぴぴ〜!!

 

お店紹介

とみ寿司
電話:075-231-3628
住所:京都市中京区新京極四条上ル578-5
営業時間:17:00〜24:00(LO23:30)
定休日:木曜

回らない寿司に行きたい、でもお安く……という時に頼りになるとみ寿司さん。河原町から徒歩3分ほどの良アクセスなのもうれしいポイント。「そんなに安いなら別に回転寿司でもいいじゃん」って思うかもしれませんが、違うんです!

まず握り以外にもお造りや酒の肴が豊富なので、ゆっくり食事を楽しめる。あとは回転寿司と違ってシャリが柔らかくてサイズも小ぶり。ほどよい魚と米のバランスを味わえます。飯でお腹を満たすのではなく「お寿司食べたな……」って充実感があるんですよ。

とみ寿司さんは約半世紀にもわたって河原町にお店を構える歴史あるお店。入れ替わり激しいこのエリアで50年選手のお店は、とみ寿司さんを含めて3店舗しかありません。でもすご〜く庶民的。ビバ大衆寿司!

注文内訳

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・梅酒 400円
・梅酒ソーダ 450円
・ウーロン茶 250円
・たる酒 500円×2
・もろきゅう 300円
・かにみそ 650円
・げそ 30円×2
・いか 60円×2
・こはだ 60円
・たまご 80円×2
・はまち 80円×2
・サーモン 100円×2
・生たこ 180円×2
・うなぎ 150円×2
・づけまぐろ 150円
・いくら 250円
・うに 400円×4
・あぶりとろ 400円×2

合計7,270円!

回らない寿司屋でひとり2,500円以下とこれまたオトク。持ち帰り可能なのでお土産にもどうぞ!

 

【4軒目】超限定のお酒が飲める路地酒場「柳小路TAKA」

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最後にやってきたのはとみ寿司さんから徒歩1分、柳小路という路地にある「柳小路TAKA」さん。

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滋賀に岡本本家っていう酒蔵があるんですが、その酒蔵の限定販売のお酒を京都で唯一、ここだけで飲めるんですわ

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岡本本家ってどこにあるの?

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滋賀の北東寄りにある酒蔵で、京都からだと片道1500円くらいはかかる!それがTAKAさんなら電車に乗らずして飲めるという……

このまま地方ライターでいるのか問題

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立ち飲みカウンターには人がいっぱい!2階にはテーブル席もあるので団体でも安心ですが、厨房の臨場感を味わうにはやっぱり立ち飲みがおすすめ。

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手前が激推しの日本酒、「金亀100」700円!琥珀色の正体は玄米。なんと全く磨いていない、玄米そのままで醸した日本酒なのです。奥のものは精米歩合70のベーシックな一杯。

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「白ワインみたいで飲みやすい!」「日本酒じゃないみたい!」

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わたし、大阪にいて思うのが、東京ってバズの生み方がすぐに共有されるんですよね。大阪にはそれが少なくて見よう見まねで東京を追っかけるしかない。みわさんも感じませんか?

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確かにそうですよね、いまのWeb記事って顔アイコンでの会話が主流じゃないですか。あのスタイルも、ものすごい勢いで拡散していった。きっとWeb記事の書き方っていうのが東京のライターさんの間では共通認識としてあるんだと思うんですけど、なかなか地方のライターがその最前線に触れることってないんですよね

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とくに地方在住のWebライター、さらに女の人となると一気に数が絞られてきますよね。さっきの話であった『非リア充』の話じゃないですけど、自分をネタ化するバランスの取り方とか、見せ方の部分で、言語化されたコツがあるならいつか誰かに聞いてみたい

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酒蔵に行って帰ってくるだけで3,000円かかることを考えたらオトクだし、何よりやたらとウマいー。穀物特有の甘味と酸味があってワインみたい。酔ってる。

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みわさんは東京に拠点を移そうとは思わないんですか?

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これを言ってしまうとすごく上から目線になっちゃうんですけど、今のところ「関西の女性珍スポットライターといえば私」と連想してもらえることが多いと思うんです。もちろん他にもいらっしゃるとは思うんですが

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いやいや、完全に確立されてますよ!金原さんみたいに、書籍があるのってものすごく強いですよね。明確に『このジャンルはこの人!』って大きな看板になるから。金原さんの著書『さいはて紀行』、エモすぎて泣けてくる名作だからぜひ未読の人はAmazonでポチってください

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わあ、ありがとうございます!

 

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金亀100 から、精米歩合40%の大吟醸まで7種類の味が楽しめるテイスティングセット1,200円。今日のメニューで一番高価。いや1,200円って!と思うかもしれませんが、日本酒を飲み慣れない人は好みの味を探れるので、博打で頼んで失敗するよりはよっぽど得が多い一品。

 

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だからこそ、東京に行くと肩書きが薄まってしまうから、あえて東京に行かなくていいのかも、とは思いますね。何かあればすぐに東京にも行けるし。そもそもまだ全国旅をしている途中なので

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東京からは大阪って遠いけど、それでも仕事はきますもんね。とくに関西はエンタメ系のWeb記事を書ける人が少ないから、需要を一手に引き受けられるっていうメリットはある

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社領さんも完全に確立してますよね。ちゃんと大阪にいるっていう理由があるじゃないですか

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株式会社人間っていう大阪の会社に勤めてるというのもありますしね。おかんちゃんは?

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結局クリエイティブの中心地って、東京か大阪が二大巨頭やから、クリエイターが少ない京都だけで今後やっていくってのは結構キツくなると思ってて。ただコンテンツには恵まれてるから、東京と京都を行ったり来たりしながら地方に強いライターとしてネームバリューを上げたいところではあるなあ

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金亀を握りしめて金亀を飲む私。目が据わってる。酔ってる。

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おかんちゃんは飲んだくれやから、酒場コンテンツもっと広げられそう。でも飲み過ぎ。

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そう、飲み過ぎてる。毎日飲み過ぎてる。夢はスナックのママ……。

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ママがそろそろ出来上がっているのでそろそろお開きにしましょうかね!

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おふたりとも、遠路はるばる大阪からありがとうございました〜!まさか4軒も回るとは思ってなかった!超感謝です!

お店紹介

柳小路TAKA
電話:075-708-5791
住所:京都市中京区中之町577 柳小路 はちべえ長屋
営業時間:11:00〜23:00(LO22:30)
定休日:火曜

河原町OPAなどが並ぶ賑やかなエリア、その裏手の道のさらに路地にある、今年オープンしたばかりの居酒屋。

料理長のタカさんは、イタリアの日本料理屋で板長として研鑽を詰んだ人物。フリッター風の天ぷらなど、西洋のニュアンスを効かせたアテが魅力。大ぶりの焼き鳥も食べ応えがあっておいしいのだ……。お酒はビールの他は紹介した男らしく金亀とイタリアワインのみ。あれこれ飲み比べて自分の好きな味を探してください〜!

注文内訳

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・金亀100 700円×2
・金亀60 500円×2
・テイスティングセット 1,200円

合計3,600円!

希少酒をたらふく飲めて幸せです。

おわりに

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ひょんなことから実現した関西女性Webライター飲み会。同じフィールドで活躍する近い世代と話せたことで、よりいまの仕事が好きになれました!最後に、それぞれ今後の展望をいただければ!

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人生初の「飲み歩き」だったんですが、美味い&楽しい&安い!飲み歩き最強! 今日から色んな人に飲み歩きをすすめます。展望は……今はWebライターが流行ってるから運良く仕事があるけれど、3年後にはこの職業自体がどうなってるかわからない。今は自分の方向性がかなりフワフワしてるから、変化に負けないよう自分の軸をがっつり決めたいな!

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私も「ええ店知ってるで〜」って、友人に自慢しよう(笑)。ライターって、ニーズに合わせて柔軟に応える必要があると思うんですが、私は不器用でそれが全然できてない。現時点でもライターと名乗れないです。できないことに努力するのも大事だと思うんですが、それよりも、よいところを伸ばして、もっと専門性を高めていきたいですね〜。ライターというよりは、紀行作家になりたいなぁ

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エミちゃんは方向性がないって言うけど、それってジャンル問わずにWebでウケる記事を書けるってことじゃないですか。企業広告とかは一番強いと思うな!オールマイティーなエミちゃん、唯一無二のコンテンツを持つみわさん、私はその中間くらいのハンパ者なので、執筆はもちろん、「少人数制の飲みツアー」的な、得意なコンテンツを使った体験型の企画も今後は動かしていきたいな〜

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私もイベント出演やメディア露出を増やしていきたい!何冊か本も出したいし……。普段はひとり暗中模索してる感覚だったので、こんな風に関西でバリバリ活動している女子達で話せて楽しかったです〜!また集まって情報共有したり、協力してどんどん盛り上がっていきたいですね。ああ〜!一生面白いことしたい!
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楽しい仕事、おいしいお酒とアテは人生の潤滑油。これからも執筆に飲みに邁進するぞな〜!
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三十路になっても楽しく面白い仕事ができたらいいな〜!不安……でも楽しみ!とりあえずおかんは肝臓を休ませてあげて〜!!